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船外機の整備

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9年間も動かしてないエンジン... 一見良さそうに思えるでしょ?

先日の「LOWE160」もですが、ボートの買取査定時なんかじゃ一番厄介なタイプです。

見た目は奇麗で問題無さそうなんですが、ゴム類は乾燥、金属類は劣化、そこに一気に過酷な状況が訪れるのですから最悪です。

一昨年に私の身内で、心臓の血管が詰まって壊死しかけてたんですが、お医者さんが親族に説明した事が「血管に管を通して膨らませ血液を通すけど、一番怖いのは壊死しかけた血管が血圧に耐えれなくて爆ぜる事」最悪命を落とすと言われました。

エンジンも同じでボートを選ぶ時は、年式相応に動いてる物が良いです。

「シープロ15」エンジンを本日始動点検したところ、燃料パイプの亀裂と、キャブのオーバーフローで燃料が溢れ漏れしてます。

きっと保管前に燃料抜きを忘れ、ニードル部分で燃料が蒸発して、あの例の朱赤のドロドロが引っ掛ってニードルが上がらないんでしょうね。 先日のLOWEと同じです。

こちらのボートの購入を検討されるのでしたら、キャブのオーバーホールくらい、した方が良さそうです。

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