■漁師と仕掛・海上でのマナー
何もわからず海に出てしまうと、漁師の方とトラブルになってしまう場合があります。
お互いの気分も悪くなく、つまらない1日になってしまいますので、十分気をつけてください。
■漁業権
島の周り・本州岬周り・海底の瀬には漁師の方に「占有権」が有ります。
- ●上記の場所や、漁師・遊魚船の周り(特に船団)には近づかない。
- ●怪しい場所が有ったら、その地域の観光協会や漁協組合に確認してみる。
※三河湾・伊勢湾の境には「伊良湖水道」という「真鯛」「太刀魚」の高ポイントが有り漁師・遊魚船が集まってきますが、「伊良湖水道」は大型船航路ですので、我々レジャーボートは12kt以下で航路に対して直角に通過しなければなりません。(レジャーボートでの釣りは出来ません)
■潜水漁(アワビ・ウニ漁)
国際信号旗A旗を掲げ、近辺で潜水漁をしてます。
- ●錨泊船から200m〜300mで潜水漁をしてます
- ●錨泊船の500m付近には近づいたり通過しないで下さい
※三河湾では、篠島周りと伊良湖畔西側でよく見られます
■のり網・ワカメ網(例年9月〜3月頃)
黒球や旗(竹竿)の間の水面上に網が張ってあります。
- ●黒球、竹竿間は通過できません
- ●黒球や竹竿は小さく、海面が荒れると目視が困難です
※三河湾では、航路の赤ブイより沿岸側と島周りに多く設置されてます
■刺し網・タコ壺

小さな旗やガラス玉(浮)が目印です。
- ●極端に近づかなければ、旗間でも通過できます
- ●トローリングや釣りでは、近づかないで下さい
※近年、ガラス球では一見「ゴミ」と見間違うような「ペットボトル」や「発砲材」も利用されてます
■曳き網漁
大型網の場合、一定方向に2船が5〜8ktで航行してます。
- ●船間は通過できません
- ●船尾に船高くらいの大きなドラムを備えた船です
※船間の後方に「アバ(黄球)」や「貫通樽型フロート(オレンジ)」を網位置の目印として曳いてます
■トローリング漁
船に固定された竿を横に張出して航行してます。
- ●オートパイロット(自動運転)が多いので船前の通過は避ける
- ●船尾から200m以上仕掛を曳いてますので、後方の通過は避ける
※トローリング漁は一定方向に船団で曳いてますので、その中に入ると出られなくなります
◎ポイント
何も知らず、マイボートフィッシングを始める場合、間違いなく地元漁業者とのトラブルとなります。「海はみんなの物!」と思い込むとそこには、アンカリング禁止、釣り禁止から、餌(撤コマセ禁止)等、場所により様々な規制が多くあります。
漁師や遊漁船(スパンカー船)等、職業船の近くで釣りをする事や停泊、近くを巡航速度で通過するなどはもっての外ですが、残念ながらそれらを平然と行う一部のマナーを知らないレジャーボートの方もいます。
仮にトラブル続きで、漁協に占有権の行使をされては、夢のマイボートも金食うボート以外何も楽しい事がなくなってしまうでしょう。
漁師の方と上手に付合う事で、意外な好ポイントや仕掛を教えてもらえますので、既製の仕掛で、職業船のポイントに割込むより好釣果が得られたりします。

